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（森野 六男さんからのリレー） 尼 友 会 長 濃 敬 之 ２０年余りのマラソン人生 尼崎工場時代公私共にお世話になった森野六男さんからバトンを受けました。わたくしは57歳から始めたマラソンについて記します。 定年前に｢定年後の過ごし方｣について種々考えた結果｢ランニング｣を選びました。その理由は、毎日一人で運動出来るスポーツが大前提でありました。 現役の時は自身の野球、現役を退いた後は休日といえば西宮市教育委員会から委嘱を受け少年野球の指導に汗を流しましたが定年前には後進に道を譲り自身の｢ランニング｣に没頭するようになりました。又、スポーツジムに通い｢筋トレ｣にも力を入れて足腰の強化を図る努力をした結果、それまで77kgあった体重が58kgまで減り、体形が変わり、久々に 20余年で走った距離は約71000km、参加した各種マラソン大会は160回で、内訳はウルトラマラソン2回、フルマラソン70回、ハーフマラソン61回、その他27回です。フルマラソン70回の内14回は海外でのレースで｢ホノルル｣9回、｢ゴールドコースト｣2回、｢マウイ｣｢ニュージランド｣｢ニューヨーク｣各1回で全て家内同伴の観光を兼ねての旅行でした、マラソンをしていなかったらこれだけの海外旅行はなかったであろうと思いますので家内孝行が出来たかなと思っています。国内では「長野マラソン」12回、「海道マラソン」10回、「東京マラソン」6回が主だったものですが、マラソン大会時、家内には、国内外問わずほとんどマネージャー役など身の回りの世話をしてもらいましたので気持ちよくレースに集中することができました。「長野マラソン」は10回連続出場でゴールドゼッケンをつけての出場となり思い出深い大会でした。 大した記録はありませんが中でも70歳時「ホノルルマラソン」で年代別1位になった事、75歳時の「大阪マラソン」で年代別1位になった事と1位にはなれなかったけど73歳の時に「佐賀さくらマラソン」で元オリンピックのメダリストである君原健二さんと競り合いに勝ち2位になったことは今でも誇りに思っています。 昨年11月の「大阪マラソン」を最後に現役引退の決意をしましたが、身体さえ健常であれば本当はもっと走りたいのは本音であります。しかし、相次ぐ足腰等々の故障で思うように走れなくなってきましたので暫くは無理のない範囲でジョギングを続け、体調さえ戻ればまた、現役復帰をとも思っています。そして、走り始めた時の目標であった100000km走破を達成したいと思っています。 （次は工販西日本時代にお世話になった竹内正佳さんにバトンします）
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